戦没船写真 このページでは、「戦没した船と海員の資料館」に展示されていない戦没船(主に漁船・機帆船)及び社会的に注目された戦没船の写真を紹介します。 「海のほかにその墓を持たず」。広い海域の海底に眠る戦没船員や将兵、便乗者の霊を慰めるため、運命を共にした戦没船の写真を墓名碑にしようという発想で、できるだけ多くの戦没船の写真を集め、半永久的に保存可能なアルフォトを作製し、銘碑を建てることが本会創立の中心の目的です。 アルフォト写真は、それぞれ2枚ずつ作成され、1枚は神戸にある「戦没した船と海員の資料館」の展示用に提供され、1枚は本会が保管して各地でパネル展などを行っています。 【アルフォト写真とは】 富士フィルム社が開発したアルマイトに特殊加工した印刷技術で、通常の写真に比べて、その耐久性にすぐれています。 現在は駅名板、公園の表示板、商船機械室に亙って利用されています。 この製版により本船写真を永久に保存しょうとするものです。 お願い 戦没船の写真や記録、資料をお持ちの方は提供をお願いします。 「戦没した船と海員の資料館」に展示されている船については、下記のサイトをご覧下さい。 ↓ <戦没した船と海員の資料館>→戦没した船の位置→海域図を見る この資料館には、戦没船の在りし日の写真を展示しております。 あの戦争は何のためのものだったか、そういった反省を含めて平和について考える場所になっています。 住所:〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通り3-1-6 全日本海員組合関西地方支部内 TEL 078-331-7588 アルフォト写真の見本です。 (サイズ:縦13cm 横20cm) 各船ごとの写真の下に船名、所属会社、総トン数、戦没年月日、戦没に至る経過や原因、位置、戦没者数を記載しています。 ↓ |
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辰鳳丸 辰馬汽船 6,334総トン 1942年(昭和17年)8月22日門司よりメナド向け航行中、13時10分頃台湾富貴角北西海上において左舷四番艙に被雷、浸水と大火災により5分後船尾より沈没。 便乗者26名、船員12名戦死。 |